衝撃的なニュースが入ってきた。
大学の教職課程の必要単位削減へ なり手不足解消、文科省が中間案(共同通信)
https://news.yahoo.co.jp/articles/47d26d809451b7086a5e97f25822b456cde5cb4f?source=sns&dv=pc&mid=other&date=20251219&ctg=dom&bt=tw_up
教員不足を解消するために、教員免許を取りやすくさせるとのこと。
いやいや、学校教員という仕事に魅力を感じなくなっているから応募者が減っているとしか思えない。就職売り手市場の今、他にも進路がたくさんあるので、教育学部からでも一般企業へ就職する者が増えている。教員の労働環境を改善しないと、応募者が増えるとは思えない。
それどころか、免許取得のハードルを下げることで、教員の質は保てるのだろうか。現状ですら、能力や資質に問題のありそうな教員の話はしょっちゅう耳にする。そちらの対策も必要に思う。
文科省には再考を求めたいところだが、一般の大人の意識改革も必要だろう。街中で問題行動があれば学校に連絡する。家庭で問題があれば学校に連絡する。何でもかんでも学校に責任を取らせようとしてきたために学校が疲弊してきた側面は否めない。家庭の教育力、地域の教育力を見直していく良い機会でもあるのではないだろうか。
